何百年変わらぬ香りが今もつづくウィーンに到着!
はじめてなのに、懐かしい、、、何故かしら?
ホテルに向かうタクシーから流れるクラシックに、琴線が触れたの。
私は日本人!
次のアルバムはこれにするわ。
ベースの魔術師に力をいただき。
瞳を閉じて
伝説のワインを片手にお聴きになって、、、
1.「Les Feuilles Mortes」
枯れ葉舞うパリのホテル、
『寒いです』と甘えたメールを貴方へ。
『何か暖かい服をプレゼントするよ』
その優しい一言で、今夜は歌えるわ!
ロン・カーター氏に身を委ねて、、、
2.「港町ブルース」
たまにしか会えない貴方が
最初に言ったのは、
『僕たちは強くならないといけない!
会えない時間は心を磨く時だよ。』
わかってるつもり。
青にとろける波のブルース
明日はいらない今夜が欲しい、、、
3.「逢わずに愛して」
月が輝く夜に、
妙なるシルクが秘めた寝室。
永遠の価値が宿る貴方の時計、
どうしても欲しい、、、
永遠に一緒にいたいからなの。
逢わずに愛していついつまでも、、、
4.「そっとおやすみ」
過酷な環境で生きている貴方。
だから、強い生命力があるのね。
今夜は、ヴォーヌ・ロマネを飲みながら
私に甘えて。
気品あるネイビーに包まれて、
そっとおやすみになって。
私は貴方の寝息を聞きながら
もう少しいただくわ、、、
5.「ブランデーグラス」
艶めきのオーラに満ちた貴方といると、
幸せすぎてつい
飲み過ぎてしまうの。
そんな私を今まで一度も叱らない貴方。
ブランデーグラスに
愛情こもる貴方の眼差しが映っているわ
時計をみないで、、、
6.「湖愁」
はじめて出会う歌に悩む私に
貴方から教わったことは、
“ただひたすらに、
あるがままの美しさを活かして。”
どうかしら?
スコッチをもう一杯いただける?
7.「コモエスタ赤坂〜夜の銀狐」
スタイリッシュな趣きで、
海に染まる滞在。
2年前に旅した情熱のブエノスアイレスに
貴方といつか行きたいの。
ねー愛してる?
8.「また逢う日まで」
失いたくない人だったから
傷ついたよ、、、
また逢う日までと。
貴方がドアを閉めたのは、
寒い冬の夜だったわね。
青いVaseを前に
シャンパンで誓いましょうよ
もう2人の魂はゆらぐことのないように、、、
9.「そして神戸」
変わらぬ気品を醸しつづける貴方が
無邪気に歌う姿は、子どものようね。
毎日、自分らしく生きてる貴方。
神が宿る神戸の街はどうかしら?
笑顔で嘘はつかないでね。
10.「Comme D’ Habitude」
芸術家たちが愛した
薔薇が香るホテルに
泊まっているの。
貴方にはいつも会いたいし
触れたいわ。
そしてその唇に、、、
11.「Love Me Tender」
やっと夢が叶ったわ。
情熱を秘めた海が誘う濃密な夜に、
ドレスアップをして出かけたの。
黒いドレス、どうかしら?
愛する貴方へ
優しく歌うから聴いてね、、、
Darling I love you.
All Written by Hikari Aoki